LAMPE PIGEON
2箇所、半田による修復歴あり(写真参考)
その内の1箇所、タンク上部はちゃんと修復されず隙間が見られたのでこちらでさらに修復しました。
ピジョンランプは、シャルル・ピジョン氏によって発明され、1884年に商品登録されたランプです。
それまでのガラスランプと比べて倒れても壊れにくく、また中のオイルもこぼれない構造で、当時大ヒットし、1900年のパリ万博にも出品されました。
持ち手には、壁に掛けられるように穴が空けられています。
19世紀当時はガラスのランプが主流で壊れやすく、さらには爆発事故も多かった時代。
点このピジョンランプは破損しにくく、爆発もしないという当時としては画期的な製品仕様となっていたようです。
絶対的な自信からハンドル部分には
「万が一このランプが壊れてしまった場合、PIGEON社が10,000フラン(当時のフランスの通貨、日本円で約390万円、現在の方で言うと約4.000万円!)を保証します」
と文字が刻まれています。
しかし意図的に破損させ保証を受けようとする人が現れ途中から消されてしまいました。
この刻印があるものは1900年~1910年の10年間に作られた貴重なランプだそうです。
フランス
1884〜
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