1930s AGM 3905 LANTERN

AGM（アメリカンガスマシン）はコールマンと同じ時期に創業し、コールマンとはライバル社として語られることが多いです。
日本ではコールマンが圧倒的に知名度が高いですが、本国アメリカにはコールマンコレクターと同じくらいのAGMコレクターがいるそうです。

ランタンは複数のモデルが存在しますが、コールマンと比べると圧倒的に情報量が少なく、製造年やオリジナル部品の特定が難しいモデルもあります。

こちらのモデルはAGMの3705モデルと仕様がほとんど同じでAGMの刻印がなく、どこかの会社のOEMとして製造されたという情報がありますが、それ以外の情報が少なく謎の多いモデルでもあります。
上下バーガンディ色、ストレートグローブ、シングルマントルが特徴です。

製造年は1930年代後半になります。
ベンチレーターにはチップもなく状態は非常に良好です。
タンクは小傷・大きめのペイントロスがありますが状態としては現存するものだと同程度の物がほとんどです。
グローブはオリジナルの希少なマイカグローブが付属します。
部分的に破れがありますが、使用にはまだまだ問題がないのであえてオリジナルの状態を残しています。
パーツは全て分解・洗浄を行い、消耗品は交換し丁寧に組み上げており、点火・点灯テスト済みの好調なランタンです。

マニュアル通りの点火可能です。下の点火テスト動画をご覧ください。

小傷やスレ、ペイントロスやスクラッチ、錆、凹み、塗装の傷み等ある場合がございますので画像と下記の『商品特記事項』にてご判断ください。

万が一見落とし、記載漏れ等があることもございますのでご不明点や気になること等がございましたらお気兼ねなくご質問ください。

◉点火テスト動画はこちらから
※youtubeで再生します。

『商品特記事項』

•ブランド　AGM（アメリカンガスマシン）
•製造元 　AGM（アメリカンガスマシン）
•アイテム シングルマントルランタン 3905
•製造年代 　1930年代
•状態 　USED（ビンテージアイテム）

[コンディション]

•ベンチレータ　大きなチップなしで極上品、裏・表面は部分錆除去後に耐熱塗料塗布
•グローブ　AGMのマイカグローブ※破れが２箇所ありますが補修なし
•フレーム　焼けなし、メッキもしっかり残っていて極上品、サビ取り後に防錆加工済み
•タンク 　全体的にペイントロス・小傷・錆の除去跡あり、タンク内外の錆除去済み※シーラント加工などは行なっておりません。
•ポンプカップ 　分解洗浄済み、オイル注入済みでポンピング良好
•チェックバルブ　分解・洗浄済み、新品パッキンに交換済み、漏れなし
•チップクリーナー　分解洗浄済み、新品グラファイトパッキンに交換済み
•バルブ一式　分解・洗浄済み、新品グラファイトパッキンに交換済み
•ジェネレータ　分解・洗浄済み、アスベストチューブ劣化のためステンレスチューブ（U’s Lantern商品）に交換済み
•ジェネレータ内ニードル他　破損のため加工補修（温度が上がる部分なのでロウ付溶接）、一部コールマン製の部品を流用しています。
•バルブホイール　分解洗浄済み、焦げなし
•フィラーキャップ　分解・洗浄済み、新品パッキン（U’s Lantern商品）に交換済み
•カラー（ベースレスト）　多少の変形と歪みあり、錆除去後に防錆加工済み、メッキも残っています。

[その他]

使用済みのビンテージアイテムのため、凹み・傷等があることがございます。ビンテージ特有の味としてお楽しみください。また、当店のポリシー、メンテナンスに関する考え方は、ABOUTにてご一読ください。
また、点火テストはテスト用のフレームを使用して実施していますが、ジェネレーターには煤汚れが付着します。テスト後軽く磨きを施しますがご了承ください。

[ビンテージランタンについて]

バーナーフレームなどメッキの剥がれなどのある鉄製の部品は、オリジナルの状態を残すため再メッキや再塗装は行っていません。防錆処理（防錆剤を塗布など）を施してありますが、永久的な効果はありませんので錆の発生を防ぐ為にはシーズン毎や使用頻度によって再度塗布してあげるなどの定期的なメンテナンスが必要になります。
消耗品（ポンプカップやチェックバルブ・ジェネレーター等）については、再利用可能な状態と判断した場合は、洗浄・清掃によるメンテナンスを行っております。交換が必要な場合、デッドストック品またはリプロ品に交換しています。また、出来るだけ低下価格でご購入いただけるように、部位によってはオリジナル商品を使用しています。